スオミの詩より
この時期には思いもかけぬものまでが見うけられる
この時期には思いもかけぬものまでが見うけられる
そしてものを見る目さえもっているなら
探す必要はない
きらめくオーロラ
光り輝く水の球
丘陵(トゥントゥリ)に綾なす北極ギツネの足跡
そして日が明ければ
雷鳥たちの笑い声
人呼んで闇(カーモス)の季節
こうして日々は移り、夜は過ぎて行く
こうして日々は移り、夜は過ぎて行く
小春日和の日には月明かりの中を丘陵へとスキーを
滑らせ
雲が大空をよぎって行くさまを見
丘陵は白みがかり
白銀がキラめくさまを見る
道が不毛の丘の頂の向こうに消えて行くのを
月明かりの中で頂上に坐り
思いを巡らせ
目のさまようにまかせる
丘陵には小春日和の風が鳴るばかり
ニルス=アスラク・ヴァルケアバー作
大倉純一郎訳
この時期には思いもかけぬものまでが見うけられる
そしてものを見る目さえもっているなら
探す必要はない
きらめくオーロラ
光り輝く水の球
丘陵(トゥントゥリ)に綾なす北極ギツネの足跡
そして日が明ければ
雷鳥たちの笑い声
人呼んで闇(カーモス)の季節
こうして日々は移り、夜は過ぎて行く
こうして日々は移り、夜は過ぎて行く
小春日和の日には月明かりの中を丘陵へとスキーを
滑らせ
雲が大空をよぎって行くさまを見
丘陵は白みがかり
白銀がキラめくさまを見る
道が不毛の丘の頂の向こうに消えて行くのを
月明かりの中で頂上に坐り
思いを巡らせ
目のさまようにまかせる
丘陵には小春日和の風が鳴るばかり
ニルス=アスラク・ヴァルケアバー作
大倉純一郎訳
by sawa-78
| 2010-12-09 15:56
| 詩歌